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種々雑多

バックナンバー:2001年6月分


ラヴィ4 2001年6月1日(金)
 太陽が地平線に七分も身を隠したころ、僕は小さな街の小さな門の前に辿り着きました。
 門の前には鈍色の兜をかぶった小さな門番が3人、先割れスプーンのような槍をかまえてちょこんと立っておりました。
 僕が近付きますと、いっとう立派な角付き兜をかぶった門番がずいと前に出て言いました。

 「えい怪しいやつ。いったいお前は何者か?」

 後ろの2人も続きます。

 「やれ何者か?」
 「それ何者か?」

 僕は名を名乗ったのですが、3人はどうにも訝しげな視線を投げかけるばかりです。
 そこで、先程摘んだ小さな赤い花を懐から取り出し、3人の兜に一輪ずつちょこんとのせてやりました。そうしますと3人はたいへん喜んだようすで、肩を組んでおかしな踊りを始めたのです。なんだか嬉しいような切ないような気持ちになった僕は、3人の踊りにまじりました。
 夕日に照らされて、僕ら4人の影は長く大きく東の地平まで届き、瞬きはじめた星々におかしな踊りを披露しました。

 「お前はなかなか悪くない。今のうちに通れ」
 「やれ通れ」
 「それ通れ」

 しばらく踊ったあと、3人の門番はそう言って道を開けてくれました。
 そうして僕が門をくぐり、すっかり暗くなった街の中、石畳の上をてくてく歩き始めた所で背中の方からこんな声が聞こえました。

 「日の変わらぬうちに婆様に挨拶を。旅の助けにもなろう。煙突2本、紫屋根の家だ。忘れるな」
 「やれ忘れるな」
 「それ忘れるな」

 さっさと宿を取りたかった僕ですが、しかし婆様という人に挨拶をしておくことも必要だろうと思い、そうすることにしました。
 小さな街は思ったよりずっと小さく、煙突2本の紫屋根はすぐそこにありました。
(小林隆英/STUDIO-蔵)


夏と言えば 2001年6月2日(土)
 涼〜ひぐらしもいいけど、やっぱり枝豆にビール。
 すでにベロンベロンです。
(青木太臣/STUDIO-蔵)


ZOO 2001年6月4日(月)
日曜日、動物園に行ってきました。
考え事をする為です。
何故考え事を動物園で?と、お思いの方もおられるでしょうが、
あそこはね、とてもいいリラクゼーションスポットなんですよ。
動物たちのトボケた顔を見ていると、こっちもトボケた顔になり、
心が和んできて色んなことを落ち着いて考えられるようになるんです。

尻をかいているチンパジーを見ながら、これからどうしようかなあ、
と思ってみたり、
木をバリバリ齧っているクマの尻を見ながら、今の自分の状況を
冷静に考えてみたり、
毛づくろいをしているキツネザルの尻を見ながら、あの人は今頃何してるのかなあ、
と想ってみたり、

‥‥全部ケツじゃん!顔見てねえじゃん!(三村)

ともかく、いいですよあそこは。
たかが動物園などと思わずに、今度の日曜にでも出掛けてみてはいかがでしょうか。
和むよ、ホント。ちょっと臭いけどね。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


よいこのさんすう 2001年6月5日(火)
花子さんが泣きながら時速7kmで太郎君の部屋を飛び出しました。
太郎君は慌てて服を着て、時速Xkmで花子さんを追いかけました。

問1、太郎君は10分後に花子さんに追いつき、言い訳しました。
   太郎君の時速Xにあてはまる数字を答えましょう。

問2、太郎君の部屋に残された佳子さんは、一服したあと服を着て、
   時速3kmで20分かけて自宅に戻りました。
   太郎君の部屋から佳子さんの家までの距離を求めましょう。

問3、太郎君と花子さんはこの状況を乗り越えられるでしょうか。
   ただし、太郎君には2回ほど前科があるものとします。

問4、再び佳子さんが太郎君の部屋に行く確立を答えましょう。
   ただし、佳子さんは太郎君の部屋にピアスを置いてきました。
(小林隆英/STUDIO-蔵)


ワイドショー 2001年6月6日(水)
 誉めてみる それに飽きたら コケにする

 そろそろ小泉内閣も射程範囲?
(青木太臣/STUDIO-蔵)


目が疲れるわ 2001年6月7日(木)
最近始めたアルバイトのせいで、
目の前をピンクのボールがちらつきます。

さて、僕は一体何のアルバイトをしてるのでしょうか?
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


それから 2001年6月8日(金)
 蔵掲示板にありました『バナナブレッドの森猫や熊はどうなった?』というご質問に対する解答をば…

 森猫…ニューヨークへ向かう豪華客船の中で名家の少女と恋に落ちるが、魅かれあう2人を引き裂くように船は氷山に激突、沈没する。森猫は愛する女性を助け、冷たい海の底へと消えるのだった。続編の企画はあまりに無理があったので立ち消えた。

 大熊…自分がマトリックスの中で生かされている事を知り、現実世界を取り戻すべくコンピューターとの戦いを開始。エージェントスミスの執拗な追撃の前に一度は命を落とすものの、救世主として復活。キアヌはいくら作品がヒットしても2に出ない癖があるので心配だ。
(小林隆英/STUDIO-蔵)


ユニバG物語 2001年6月9日(土)
 久々に弟が凄いビデオを見つけてきましたよ。その名も「ユニバG物語」。健康バナバ茶の販売=世界貢献と唱うジー・オー グループ会長大神源太氏と、ジャン・クロード・バンダムの繰り広げるフェイクドキュメンタリーの傑作です。
 ストーリーはまあ、密林に入っていって天然バナバ葉を探す...というものなんですけどね。なぜか密林の奥深く進むにつれ、大神会長が脱いでいくという妙令淑女にはたまらないボーナスカットの乱れ撃ち。意味も無く筋トレを始めたりして、もう会長の躍動する筋肉を一生分拝見することができます。ゲップ。
 大神氏はかく語る。「国際貢献の一貫としてフィリピンの貧困層に仕事を与えるため、バナバ茶を作る工場を作るのだ」。素晴らしいじゃありませんか。決してフィリピンだと人件費が安いからじゃないんですよ。更に彼は続けます。「アジア人民のため、この身が朽ち果てるまで捧げ尽くす」。感涙物ですね。オープンカーでサンフランシスコをかっ飛ばしていることくらい大目に見れてしまうこと請け合いです。ジャン・クロード・バンダムが直接出演していない所も、もちろん許せますよね?
(青木太臣/STUDIO-蔵)


ジャノメのやつがいいな。 2001年6月11日(月)
よし、ミシンを買おう。マイミシンを。
二胡も馬頭琴もアイリッシュブズーキもカリンバも諦めて、
ミシンを買おう。それも高いやつを。
高いけれどミシンさえあれば、服が作れる。鞄も作れる。
あと帽子と靴も。‥‥靴はムリか。いや作れるな。
上から下まで手作りだ。手作りだったら、手作りだ。

何この文。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


ワイドショー2 2001年6月13日(水)
 何か犯罪が起こると「日本のここが悪い」→「アメリカでは云々...」という論議になりますが、アメリカを引き合いに出して社会を語られてもねぇ。良い方向に進むとは思えないんですけど。どうなのよ?
(青木太臣/STUDIO-蔵)


気分転換に 2001年6月14日(木)
気分転換に

髪型変えてみました。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


らいおんはーと 2001年6月15日(金)
小泉内閣メールマガジンが配信開始されました。
15日午前の段階で登録数は126万件とか。日本のメールマガジンとしては史上最高の発信部数とのことで、小泉内閣の人気の凄さを再認識させてくれますね。
高支持率に気をよくして「なんてったって〜こ〜いず〜み♪」とか歌っていた醜態も帳消しです。
創刊第1号には、とぼけてるのかリアルにボケてるのかわからない塩爺が登場。
愉快な塩爺。陽気な塩爺。都合の悪いコトは「忘れました」で済ます塩爺。それじゃあ今までの政治家と変わらないないよ、とつっこまれてしかるハズなのに、塩爺の場合本当に忘れてるのかもしれないので、野党の人達も下手に追い込めません。凄いぞ塩爺。内閣がダメになっても「日本のよふけ」に出れますよ。

あと、今更ですが坂口力さんにも注目です。顔が戸塚ヨットスクールの校長にちょっと似ているしね。
塩爺や小泉さんなど、ベビーフェイスの多い小泉内閣にあって、その明らかな悪人顔は貴重です。
メールマガジンへの登場が期待されます。

「来年の事を話すと鬼が笑う」と申しますが、ちょっと先の話をひとつ。
誰とは言いませんが、小泉さんの次の首相を狙ってる方は100万件を越える規模のメールマガジンをどうするつもりなのでしょうか。
そのまま引き継いで自分のメールマガジンを続けちゃうなんてどうですか? タイトルは「日刊橋本新聞」など無難でよろしいかと。
(小林隆英/STUDIO-蔵)


眼底検査 2001年6月16日(土)
 眼底検査というものを受けた事があります。読んで字のごとく、目の底の検査です。傷が付いて無いかとか、まぁ良く分かりませんがそんな事を色々と見るわけですよ。その際、目の中が良く見えるようにと瞳孔を開かせる薬を刺すんですが、これが非常に辛い。いや、刺すといっても点眼液なので痛くは無いんです。問題はその後。
 瞳孔を広げるわけですから、何を見ても眩しいんですよ。診察中のライトはもちろん、待ち合い室のテレビですら直視できません。それでも家に帰らねばなりませんので診察料を払って外に出るんですが、ドアを開けた瞬間唖然としました。見る見るうちに視界が光に包まれていくんですよ。原爆でも落ちたようにね。どっちを見ても真っ白。それで眩しい。
 よく「死ぬと光に包まれたような光景を見る」と言いますが、こういう事なのかな?って気がしました。ほら、死ぬ時も瞳孔が拡張するっていいますし。
(青木太臣/STUDIO-蔵)


誰かの名言 2001年6月18日(月)
もの皆移り変わり
   現れては滅びる。

消滅にとらわれることなくなりて、
   静けさと安らぎは生まれる。

だそうです。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


ニホンゴ ムツカシイ 2001年6月20日(水)
 近所の公園にこんな看板がありました。

 イヌの糞をしないでください。

 惜しい!非常に惜しい!
(青木太臣/STUDIO-蔵)


2001年6月21日(木)
「MASTER KEATON」16巻の206ページ右下のコマを、
本を逆さまにして見てみてください。
ちょっとおもしろいですよ。

注:もしかしたら初版本だけかもしれません。ああなってるのは。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


シンジョー 2001年6月22日(金)
 うおう。新庄が壊れてしまいました。
 いえ、頭でなく膝が。ムチャなスライディングするから…復帰は早くても15日後ということで、しばらくは退屈な日々が続きそうです。

 え? イチローがいるから退屈しないではないか、ですと?
 確かにメジャー開幕前、日本マスコミの新庄に対する扱いは、イチローのおまけ程度のものでした。

 『日本野球の至宝イチローがついにメジャーに挑戦! 頑張れイチロー、妥当大リーグ! 日本野球がベースボール相手に引けを取らない所を見せてやれ! ぁ〜あと新庄もいちおうね』

 こんな感じでした。はい。
 ところが、開幕して2人のメジャーでの活躍が伝わってくると、少しずつ事情が変わってくるのです。
 ハナからレギュラーの座を約束されての渡米。オープン戦からオリックス時代からなんら変わらぬ天才を発揮し、さしたる挫折もなくトントン拍子で(野茂にデッドボール食らったりしてましたが)メジャートップ選手の仲間入りを果たしてしまったイチロー。  対する新庄は、メジャーの契約金としては最低金額の20万ドルで渡米。もちろん一から実力をアピールして行かねばなりません。開幕戦ではなんとかベンチ入りできたものの、レギュラーは獲得はならず。しかしその後は与えられたチャンスを見事モノにして行き、いつしかメッツの3番を任されるように。不振に喘いだかと思えば目の覚めるような決勝安打を放つなどし、今ではすっかりメッツの人気者なのでした。
 つまりアレなのです。イチローと新庄を主軸にした野球物語を作る場合、まず間違いなく主人公は新庄なのです。イチローの役所はアレ、主人公の前に壁として立ちふさがる、天才的な才能を持ったライバルってやつですな。タッチでいう所の新田君(カッちゃんでも可)。スラムダンクで言ったら流川君てやつですよ。
 涼しい顔して何でもこなしてしまう(ホントは努力しててもそう見えてしまう)イチローは、選手としては完璧でも、物語としては完璧ではないのです。後を追って来る同じ日本人のライバル、新庄という存在があってこそ、天才イチローの凄さもつたわるというものです(イチローがあと何厘差で首位打者になるとか、盗塁数が何個になったので盗塁王なったとか、そういう数字にしか興味の無い方はイチローだけいれば楽しめるでしょうけれど。結果として出てくる数字だけじゃなくて、野球を見た方が面白いと思います)。

 そんなワケで、新庄とイチロー2人の活躍をチェックしたい私としては1日も早い新庄の回復を祈らずにはいられないのでした。
 まあ、泣き寝入りして阪神に帰って来るんならそれでもいいんです。新庄がいなくなったおかげで阪神の観客動員ガクガクですしねー。勝てないしー。


追記
 「新庄が主人公だ」と書きましたが、あくまでイチローと新庄で物語を作る場合、です。
 新庄ったら、華はあるんですが独自の新庄宇宙の住人なもんで、時々、我々一般人には理解できないブッ飛んだ発言や奇行をかますんですよね。主人公というには少し掴み所が無いのかも。ドカベンで言ったら殿馬か?
(小林隆英/STUDIO-蔵)


光景 2001年6月25日(月)
ホステス「モット、イルッテイタジャナーイ!!」
客「ごめ〜ん」
ホステス「ナゼ、カエルカ!」
客「ごめ〜ん」
ホステス「‥‥‥‥バカァ!!」
客「ごめ〜ん」
ホステス「タクシーヨブカ?」

何かちょっとおもしろかったです。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


実録 平田公司(仮)伝説 その1 2001年6月26日(火)
小林「モグラって英語で何ていうんですか?」
平田「ええと、ドリモグ
(小林隆英/STUDIO-蔵)


山梨 2001年6月27日(水)
 昨日は高校時代の友人に会いました。前回会ったのはいつぞや?という久々の再会だったんですが、顔を見て最初に出た言葉が「暑いね」。なんと趣のないことでしょう。

 山梨は森林地帯が多いため、東京の人には「避暑地」というイメージで通っています。確かに河口湖や清里は都心に比べて10度近く涼しいですからね。夏休みにはワラワラと集団疎開が始まります。
 ただ、これだけは知っておいて下さい東京の方。山梨はもともとクソ暑い場所なんです。河口湖や清里なんて、言うなれば山の上ですよ。僕らから見ても避暑地ですって。そこから盆地に降りてきて見なさいな。もう暑いのなんのって。昨日の最高気温は36.5度。まだ6月だって言うのにこの有り様。
 どのくらい暑いかというと、車のガラスに水をかけると、急激な温度変化で割れてしまうくらい暑いんです。よく分かりませんか?まぁ、いいです。もうどうでもいいです。
 これも夏のうち...と毎年我慢していますが、冬は冬でまた-10度まで下がるんですよね。ということは、年間の温度差は約50度。砂漠じゃないんだからさ…。

 ※ちなみに、昔は山梨に送られることを「山流し」と言ったそうです。言い得てます。
(青木太臣/STUDIO-蔵)


予告広告 2001年6月28日(木)
明日あたり、「涼〜ひぐらし」の姉妹品を出すんで、
一つよろしくお願いします。
(青木秀雄/STUDIO-蔵)


実録 平田公司(仮)伝説 その2 2001年6月29日(金)
平田「何つったっけ。あの小さい仏像」
小林「小さい?」
平田「あっそうだ! ミクロ菩薩!
(小林隆英/STUDIO-蔵)


ニホンゴ ムツカシイ 2001年6月30日(土)
 ローカルFM曲の番宣でこんなことを言ってました。

 貴方からのメッセージを絶賛募集中。

 募集を絶賛するそうです。まるで正しいかのような響きが素晴らしい。
(青木太臣/STUDIO-蔵)


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