GPX Binder ヘルプ
GPX Binder はGPXファイルの閲覧・編集を行うアプリケーションです。
 概要
 各部の名称と役割
 トラックの読み込み
 ポイントの編集
 写真の読み込み
 ウェイポイントの配置

▶︎SRTMの利用
 地図の追加/削除

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SRTMの利用
SRTM(Shuttle Radar Topography Mission)はスペースシャトルからのレーザー照射により地球の標高を数値化するプロジェクトで、測定結果はアメリカ地質調査所のサイト等で公開されています。GPX BinderにSRTMをインストールすることにより、地図上のポイントの標高を取得することが可能になります。


SRTMのインストール
SRTMは地球上の緯度、経度を一度ずつ切り取ったタイルデータとして提供されています。一枚のタイルは3MB程度(60mメッシュの場合)ですが、全てのタイルを合計すると十数GBもの容量になります。
そのためGPX BinderにはSRTMデータが収録されていません。必要なタイルのデータはご自身でダウンロードとインストールをお願いします。


手順1:必要なタイルを確認する
地図上でポイントを選択し、ポイントのアクションメニューから「選択されたポイントの標高を取得」を選択してください。SRTMファイルがインストール済みの場合は標高が割り当てられますが、SRTMファイルが存在しない場合は次のようなアラートが表示されます。
この時表示される座標(上図の場合はN36E138)が必要なタイルの名前になります。メモを取り、アラートを閉じてください。


手順2:SRTMのダウンロード
SRTMファイルはアメリカ地質調査所のサイトよりダウンロードが可能です。先ほどメモしたタイル名.hgt.zipというデータをダウンロードし、デスクトップに解凍しておきます。

SRTM 3(一部欠損が含まれる古いデータです)
http://dds.cr.usgs.gov/srtm/version2_1/SRTM3/

SRTM 1(より精細な30mメッシュのデータです)
https://e4ftl01.cr.usgs.gov/MEASURES/SRTMGL1.003/2000.02.11/

メモ:SRTMデータへのアクセスには利用者登録が必要です。上記SRTM1のページに書かれている注意事項をよくお読み頂いた上でご自身の責任においてご利用ください。
メモ:SRTMはSRTM 30(900mメッシュ)、SRTM 3(90mメッシュ)、SRTM 1(30mメッシュ)の3種類があります。後者ほどより正確な標高を取得できますが、ファイルサイズは大きくなります。GPX Binderはメッシュを自動判別しますので、どの種類をインストールして頂いても構いません。


手順3:GPX Binderへインストール
GPX Binderの環境設定パネルを表示(GPX Binderメニュー>環境設定を選択)し、SRTMタブを開きます。
ボタンをクリックして先ほど解凍した.hgtファイルを選択して追加してください。デスクトップからファイルをリストにドラッグ&ドロップすることも出来ます。

リストに追加したSRTMファイルが表示されたのを確認し、環境設定パネルを閉じます。


手順4:ポイントの標高を取得する
再びポイントのアクションメニューより「選択されたポイントの標高を取得」を選択するとSRTMファイルより標高が計算され、各ポイントに割り当てられます。
なお、SRTMファイルは環境設定パネルで消去しない限りアンインストールされません。周辺の座標を取得する場合は再度この手順を行って頂く必要はありません。


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